お好み焼き店の開業創業融資ポイント

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お好み焼き店の創業融資

お好み焼き店での独立開業の際の、創業融資のポイントを紹介します。
立地に則した客層に向けたメニューを提供しているかがポイントとなります。
関西(大阪)風、広島風、東京下町風等のコンセプトを明確にする必要があります。
客層、想定顧客の来店動機、外食経験度、味のレベルを設定します。

<開業手続>
お好み焼き店を開業するには、出店地域の保健所・食品衛生課に「飲食店営業」の申請を行ない、許可を得る必要があります。食品衛生法では、各店に1人、食品衛生責任者を置くことが義務づけられています。
申請時の必要書類は、申請書、店舗の図面(厨房配置入り平面図)、水質検査証明書、法人の登記簿謄本(法人の場合))、申請手数料。

<創業融資審査ポイント>
客回転数、顧客単価、固定客の有無、立地に適した営業戦略等が審査ポイントなります。

<立地>
最寄駅からの距離、アクセス手段、周辺環境(繁華街、オフィス街、住宅街、郊外等)、通行量、競合店、広さ間取り、水回り、夜間や休日の出入り、家賃、敷金・保証金、管理費、看板使用料等。

設備資金
内装工事費、外装工事費、厨房設備工事費、機械設備費(空調設備、レジなど)、什器・備品費等。
設備資金例)
内外装工事費 500万円
厨房給排水工事費 350万円
機械設備費 50万円
備品・消耗品(皿、コップ、スプーン、フォーク、サラダボール、薬味入れ) 50万円

運転資金
現金売上が中心なので、運転資金需要はあまり発生しません。立地によっては広告宣伝費等が必要となります。
運転資金例)
食材仕入費 30万円
開業費用 50万円
手許資金 150万円

<利益計画>
月間予想売上高
 客数(1日) 50人
 客単価 1,000円(※)
 売上高 1,000円×50人=50,000円
 月間予想売上高 50,000円×25日=1,250,000円
(※)客単価アップ施策
1.メニューの充実
お好み焼きのトッピングメニューやサイドメニューを工夫し、アルコール類を充実させる必要があります。
2.テイクアウト・持ち帰り
テイクアウト需要もあるため、持ち帰り用の容器を用意するとよいでしょう。

月間予想粗利益額(粗利率65%として計算)
 1,250,000円×70%=875,000円
月間予想経費
 家賃(月額) 250,000円
 アルバイト代(月額) 80,000円
 販売促進費 40,000円
 水道光熱費 80,000円
 消耗品費その他 50,000円
 月間予想経費 500,000円
月間予想利益 375,000円

お好み焼き店の創業融資関連項目

生活衛生貸付
お好み焼き店の開業

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