学習塾の税務のポイント

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学習塾の税務のポイント

学習塾・予備校における税務・節税・税務調査のポイントを税理士・会計事務所が紹介します。

  • 入学金は入学時に売上計上します。
  • 受講料を前受で受領しても、講義が終了した部分を毎月売上に計上します。
  • 夏季冬季講習は、講習実施時に売上計上します。
  • 教材・テキスト・参考書等は販売時に売上計上します。
  • 教材・テキスト参考書等については、決算日に実地棚卸を行います。棚卸結果は保管しておきます。
  • 利用予定がなく廃棄するものは、後日の税務調査での指摘を回避するためにも、廃棄時に廃棄業者からは行き証明書を取得しておきましょう。
  • 10万円以上の設備投資は一括経費にしないで、固定資産に計上し、減価償却を行います。
  • フリーペーパー等雑誌掲載広告は、雑誌掲載時点の経費となります。決算間際での広告発注の場合、損金計上タイミングに注意しましょう。
  • WEB広告等は、WEBにアップされた時点で、経費となります。
  • 建物の敷金保証金等は、退去時に返還されない部分や、更新期間を契約書で確認して、償却できるかを検討します。
  • 内装設備はリニューアルが必要になりますが、修繕費(経費)か資本的支出(一括経費ではない)かを判断する必要があります。修繕金額が60万円に満たない場合、もしくは、修繕金額がその修理、改良等に係る固定資産の前期末における取得価額のおおむね10%相当額以下である場合は修繕費として損金経理をすることができます。
  • 講師に支払う講師料は、原則的には、給与所得として源泉徴収します。スポットの臨時講師への講師料は講演料として源泉徴収します。

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