猫カフェ・猫喫茶の開業
猫カフェ・猫喫茶での独立開業の際のポイントを紹介します。
猫カフェは、猫を眺めて、遊んで、珈琲・紅茶・ケーキ等を楽しむカフェです。
<開業手続>
(1) カフェの届出
カフェの場合、「飲食店営業」か「喫茶店営業」のいずれかを保健所に申請します。食品衛生責任者の資格も必要です。
(2)動物取扱業の届出
猫カフェはカフェの飲食店営業許可だけでなく動物取扱業の登録申請が必要です。動物取扱業の登録申請には、動物取扱責任者を選任する必要があります。
ペットショップは「動物の愛護および管理に関する法律」で定められている動物取扱業に該当するのです。動物取扱業者は、「動物取扱主任者」(東京都福祉保健局動物愛護相談センター業務係)を置く必要があります。
2012年6月1日から施行される動物愛護法の規則改正により、20時以降はペットショップなどでの展示・販売が禁止されるのですが、猫カフェにおいても同法が準用されることが懸念されていました。
この点に関し、環境大臣の諮問機関である中央環境審議会動物愛護部会は、1歳以上の猫が自由に動ける環境が確保されていることを条件として、22時までの猫カフェの営業(動物愛護法での展示に相当)を認める経過措置をとることを決めました。2年間の猶予期間を経過した時点で再度規制が必要か議論する予定とされています。
<創業融資審査ポイント>
<運転資金>
現金売上が中心なので、運転資金需要はあまり発生しません。
<設備資金>
店舗の敷金保証金、防臭壁紙、空調設備、厨房設備、ペット用足洗場、什器備品等。
猫カフェの創業融資関連項目
ドッグカフェ・ペットカフェ・動物カフェの開業創業融資ポイント
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