美容院の税務のポイント
美容院・美容室の特有の税務・節税・税務調査のポイントを税理士が紹介します。
美容師として独立すると、自分で確定申告して税金を納めなければいけません。
- 現金商売は、税務調査でも現金の流れがどのようになっているのかを調査されます。事業専用の銀行預金口座を開設し、事業に関して発生するすべての現金の流れが預金口座を通過するような仕組みが理想的です。
- シャンプー、リンス、整髪料、化粧品等の美容材料を決算日に実地棚卸を行います。棚卸結果は保管しておきます。
- 給与計算台帳を整備します。源泉所得税の徴収記録を保管します。
- フリーペーパー等雑誌掲載広告は、雑誌掲載時点の経費となります。決算間際での広告発注の場合、損金計上タイミングに注意しましょう。
- WEB広告等は、WEBにアップされた時点で、経費となります。
- グル―ポン等各種ポイントサービスは、安くサービスを提供した時点で経費になります。
- 建物の敷金保証金等は、退去時に返還されない部分や、更新期間を契約書で確認して、償却できるかを検討します。
- シャンプー台等内装設備はリニューアルが必要になりますが、修繕費(経費)か資本的支出(一括経費ではない)かを判断する必要があります。修繕金額が60万円に満たない場合、もしくは、修繕金額がその修理、改良等に係る固定資産の前期末における取得価額のおおむね10%相当額以下である場合は修繕費として損金経理をすることができます。
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