運転資金
運転資金とは、事業運営維持に必要な資金で、利益計画・資金収支計画から算出されます。設備投資資金以外の資金は、すべて運転資金となります。
運転資金は、通常は1年以内の短期資金ですが、信用保証協会付融資等では長期運転資金の貸し付けも実施されています。
運転資金の代表例として以下のようなものが挙げられます。
- 仕入資金
- 販売代金の回収予定から判断
- 経費
- 毎月の事務所家賃
- 水道光熱費、通信費、旅費交通費等
- 販売諸経費等
- 従業員・アルバイトの給与
- 役員報酬
一般的に、設備資金の方が、運転資金よりも融資の審査が通りやすいといえます。融資担当者は資金使途(具体的な支出予定の内容)を確認するために、資金繰り表や事業計画書を要求します。
特に、運転資金の融資を受けるには、資金繰り表作成は必須です。資金繰り表作成がわからない場合、ファイナンスに強い税理士に相談し作成してください。